こんにちは!
銀座整体院の山口です。
今回は偽痛風について。
なかなか聞いた事のない名前と思います。
痛風は皆さん聞いた事があると思います。
プリン体を含む食材やお酒を飲む事によって関節に尿酸ナトリウムが蓄積され結晶化する事により関節炎を引き起こし、強い痛みを引き起こします。
偽痛風とは、関節に蓄積される物質が違います。
偽痛風の場合、ピロリン酸カルシウムが関節に蓄積され結晶化することにより関節に強い痛みを引き起こします。
痛風はプリン体を含む物を取らない事で予防する事が可能ですが、偽痛風は未だに分からない事が多いんです。
ピロリン酸カルシウムと言う物質なのでカルシウムを多く取らない方がいいと思う方がいると思いますが、そう言う訳でも無いのです。
また、痛風は足の親指に症状が出やすいが偽痛風は膝、肩や足、手の関節に症状が出る事が特徴です。
加齢に伴う変形性膝関節症の患者さんもピロリン酸カルシウムの沈着が見られるケースが多いです。
そして85歳以上の方の50%に結晶の沈着が認められる研究結果も報告されています。
腸内環境を良くする事も大事と言えます。
過去に投稿したリーキーガットと言う症状。(過去のブログ参照)
リーキーガットになる事によってピロリン酸カルシウムも血管を通って各関節へと行き渡り発症に繋がります。
痛風か偽痛風かを確かめるにはX線、または血液検査によって判断が可能です。
かなり激しい痛みに襲われる偽痛風。
予防する為にはカルシウムを吸収するのに役立つビタミンDの摂取や腸内環境の改善も予防の1つかもしれません。
当院ではしっかりとお話を聞き、そう言った原因から症状に繋がることも疑って、食の摂り方や運動、ストレッチの指導も併せて行います。
コースに限らず、どんどん質問を投げかけて下さいね!